「ペルソナって面白いよねー。普通の人間が強い思いで力を手に入れるなんて。いやさ、本当にすごいよ。だからやってみた。それじゃダメなの?」
「ダメというか…。いや、ダメでは無いのかもしれないけど。それを使って悪さをしてる奴がいるのはダメだと思う」
「うん。それはそうだね。だから俺らは仲間を必要としてる。盗まれたのは複数だし、今も尚犯行は続いてる。足もなかなかつかないし、正直俺らだけじゃ手が足りない。だから手伝ってくれない?特に、君」
「…」
「お前、本当に最近覚醒したのか?なんか変だ。なんつーか、雰囲気が違う」
「そうだね。きっと特別な力があるのかもしれないと俺も思ってる。だからどうかな。勿論サポートはする。俺らのこと、信じてほしい」